築約55年の文化住宅を全面リフォーム|築古賃貸を残して使う再生事例
CASE STUDY|築古賃貸の再生
築約55年の文化住宅を、壊さずにもう一度「住める家」へ。
文化住宅「西本文化」の一室を全面的にリフォームしました。設備を新しくするだけでなく、床・壁の下地補強まで行い、築古住宅をもう一度使い続けるための再生を目指した事例です。
今回のリフォームで手を入れたところ
使い勝手と清潔感を意識して設備を更新。
表面仕上げだけでなく、気になる部分は下地から補強。
センサー付きライトやリモコン照明へ見直し。
モニター付きへ更新し、日常の使いやすさを改善。
床や壁のきしみなど、築古物件特有の気になる部分を確認。
水回り・内装・設備をばらばらに直さず、一室全体で整える。
今回のポイントは「見た目だけを新しくしなかったこと」です。
築古住宅では、クロスや床材を替えるだけでは解決しない不具合があります。今回は、床や壁のきしみが気になる部分について下地から補強しました。
リフォーム後の室内|4枚で見る再生後




施工は株式会社レディースハウス様にお願いしました。古い建物の雰囲気をすべて消してしまうのではなく、必要なところへ手を入れ、今後も使える状態へ整えています。
築古住宅を「再生するか、売るか」は4つで考える
築50年を超えていても、年数だけで「解体」と決める必要はありません。一方で、すべての建物を残すことが正解でもありません。
構造、雨漏り、傾き、床・壁、水回りなど。
直す費用と、今後得られる家賃・利用価値を比較。
どんな人が、どんな用途で使うのかを先に考える。
税金、保険、修繕、管理、空室期間まで含めて判断。
Space Greenの考え方:
「古いから壊す」「もったいないから必ず残す」のどちらかに決めつけません。建物の状態と数字を見て、再生・賃貸・売却・建替えを比較します。
築古住宅を残すことは、空き家対策の一つ
使われなくなった家を直して再び住める状態にできれば、新しく建てることとは違う形で地域の住宅ストックを活かせます。特に小規模な賃貸住宅では、必要な改修を一度に整理することで、今後の管理もしやすくなることがあります。
一方、改修費が大きすぎる場合や建物状態が良くない場合は、売却や建替えを選ぶ方が現実的なケースもあります。だからこそ、工事を決める前に「この建物を今後どう使うか」を決めることが重要です。

